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オリジナル手ぬぐい制作専門店

用語集

こちらでは、オリジナル手拭い製作を行って頂く際、耳にされるかもしれない言葉を集めて、ご紹介しております。実際、お客様が格安特注オーダー作成を行うにあたり、不必要な物も多々ございますので、予備知識の一つとして、頭の片隅の留めて置いて頂き、ご不明な点などがございましたら、お気軽に担当スタッフにお問合せ頂きたく思います。

オリジナル制作について

手ぬぐい

日本が世界に誇る、伝統工芸品のひとつであり、大変古くから日常生活の中で活用されてきた綿製品です。弊社がお取扱いしている物は、オリジナルで別注で制作して頂く物になっております。その為、一般的なサイズとされる縦90cm、横33~35cmで作られる物以外に、お客様のご要望に応じまして、様々な大きさで拵える事が可能です。

手ぬぐいは元々、最も古くは、祭礼の際に使用される神具として活用され、手や顔などに付いた汗や水を拭き取る道具になり、現代では、記念品や贈答品、引き出物から物販、さらには販売促進ノベルティとしても活用されております。

三尺手ぬぐい

三尺てぬぐいは、鯨尺で計測された物なので、およそ、113.6cmの長さになる物で、現在一般的に使用されている物に比べ、20cmほど長いそれは、頭に被る頬被りや、お祭りなどに使用される鉢巻、腰帯などに使用されました。

また剣道・スポーツ用に比べても長く製作されておりますが、三尺サイズでオリジナルてぬぐいが作りたい!とお考えのお客様は、お気軽にお申し付け下さいませ。激安価格にて製造し、販売させて頂きます。

長尺手ぬぐい

日本舞踊で活用される物であり、一般的なサイズである約90cmから、およそ20~30cmほど長い大きさで制作される物になります。ダンスの様な激しい踊りではなく、雅に気品ある舞いを行う物で、落語の様に一枚の手拭いを使い、様々な表現を行うので、小道具として欠かせないアイテムであると言えます。

半手ぬぐい

歌舞伎の小道具として使用する為に、演出上の見栄えの良さを考えて作成された、3尺未満のてぬぐいの事をこう呼びます。

長手ぬぐい

長さが4尺ほどになるてぬぐいで、ながなたと呼ばれ、秋田地方で活用されてきました。雪の多い土地柄の為、防寒着の一部として活用されていた様で、現在で言うマフラータオルに近い物だと言えます。

磯手ぬぐい

海女さんがお仕事をする際に身に付ける、衣装の一つであり、魔除けの意味合いも込められていたそうです。基本的なスタイルとして、晒し手拭いが採用され、海に潜る際に髪が乱れ邪魔にならない様に、抑える役割があります。

日本が採用してた尺貫法が示す単位の一つで、曲尺で1尺は、約30.3cmとされております。またその10分の1の単位を寸と呼びます。特注オーダーで製作されるてぬぐいは、こちらの単位で表す事もございます。

また鯨尺で計測された尺も存在し、こちらは1尺38cmほどになります。

切りっぱなし

手拭いは通常の布製品とは異なり、短辺のみを縫製し、長辺をそのままと言う形を取っております。これは、伝統的な処理方法で、古くからこの形を取っておりました。この、長辺を縫製しない事を切りっぱなしと呼んでおります。

切りっぱなしには、手ぬぐいを使用する上で、乾き易さや衛生面などでメリットが多く、現在でも受け継がれております。

デザイン&制作に関連した事

本染め

昔から培われてきた製法で、手作業でオリジナル手ぬぐいを染めていきます。本手染めとも呼ばれるこの染色方法は、繊維の中から染めていく方法となっており、生地本来の肌触りや柔らかさを保つ物となっております。

また本染めは、生地に染料をしっかりと沁み込ませる技法となっておりますので、裏面にもきちんと絵柄が反転して抜けた、手ぬぐいをして作成される、大変味わい深く、歴史と伝統を今に残す技法になります。

反応染め

特注オーダーてぬぐいを製作する際、生地の中なら染め上げる製法の一つで、繊維の主成分であるセルロースを反応染料で化学変化を起こさせ、染付けを行います。比較的新しい染色方法で、ドイツで誕生した物です。

現在、本染めに変わり、主流となっている手拭いの染め方で、手軽な上、本格和風の風合いを楽しめる事が人気の秘密です。

機械染め

オリジナルてぬぐいを制作する際、本来手作業で行う工程に機械を持ち込み、それを活用して染色を行う方法になります。

先染め

本来、別注手ぬぐい作成は、生地を織ってから染色等を行いますが、先に糸を染め上げて製作された生地の事を言います。

捺染

捺し染めとも呼ばれる物で、絵柄をプリントする際、インクを押し付ける様にして、印刷を行う染色方法になります。押し付けるだけなので、手ぬぐいとは言え、裏抜けがし難い技法とはなりますが、線の細かなデザインをはっきりと表現する事に長けています。そのため、ぼかしや滲みと言った絵柄よりも線が強調された図案を生地面に再現する事が得意です。

反染め

手ぬぐい生地を無地染色を行う事です。柄を染めるのではなく、全体を染め上げる事で、裏表無く染まります。

晒し

製作工程の一つであり、白無地のてぬぐいの事でもあります。まだ製作段階の反物を古くは川の水などに晒し、糊や不純物を落とす事で、綺麗にし、天日干しを行います。水や日光に晒す事は、白さを強く引き立てます。

昔は、ガーゼの代わりやオムツの代わりとして使用されてきた物で、包帯などにも使用できる清潔な印象を与える物なので、何かのイベントやキャンペーンなどで、販促ノベルティやプロモーショングッズとしてご活用されても効果的だと思います。

名入れ

誂え物てぬぐい制作を行う際、イラストをプリントしたり、柄を染色したりする事と同様に名前を印刷する事を指します。販促ノベルティやプロモーショングッズなどでは企業名や商品名、お祭りやイベントでは、町内会名や催事名、剣道用では、学校名や道場名などが入れられて、オリジナル作成が行われます。