手ぬぐいのデメリット・メリットを含めた特徴や使用方法

手ぬぐいのデメリット・メリットを含めた特徴や使用方法

イラストがプリントされた白地の手ぬぐいのイメージ画像

手ぬぐいは諸説ありますが、古くは奈良時代頃から日本人の生活の中で親しまれてきた道具です。

時代が変わった今日でも多くの人に愛され、大切にされているのは、それだけ実用的で魅力がある道具であるということの証だとは思いますが、当然手ぬぐいにもデメリットもあります。

実際に手ぬぐいを使うにしても、良い面・悪い面を問わず、手ぬぐいの特徴をある程度理解していないと十分に活用することはできません。

しかし、タオルやハンカチが生活に浸透している現代では、手ぬぐいに触れることなく大人になり、そもそも手ぬぐいを使ったことがないという方は決して少なくありません。

このページではそんな手ぬぐい初心者の方でも、実際に手ぬぐいを使う時に知っておくと便利な、デメリット・メリットを含めた、手ぬぐいの特徴をご紹介していきます。

手ぬぐいのデメリット

白生地の豆絞り手ぬぐいのイメージ画像

まずは手ぬぐいのデメリットとされる4つの特徴について、順番にご紹介していきたいと思います。

吸水性が低い

手ぬぐいは生地が薄いため、一度に大量の水分を吸収するのには向いていません。ある程度の水分量をしっかりと拭き取るには、水分を吸収させて絞ってという行動を何度か繰り返す必要があります。

生地巾(生地の大きさ)が決まっている

手ぬぐいは、別注品を除けば。基本的に幅33~36cm×長さ90cm程度のワンサイズが一般的です。タオルのようにサイズのバリエーションが豊富ではないという点はデメリットの一つだと捉えらることはできます。

使いはじめは少し硬く感じる

手ぬぐいの生地は性質上、使い始めの段階では、少し硬く感じることがあるかもしれません。手ぬぐいは、使えば使うほどに柔らかく手触りが良くなり長く愛用できるという特徴がありますが、真の心地よい肌触りを味わうためには、繰り返し何度か使いこむ必要があります。

生地の端がほつれる

手ぬぐいは端が縫われておらず、切りっぱなしになっているため、最初の内はお洗濯をすると糸が出てきてほつれます。ただ、お洗濯を繰り返すうちに、生地の端の糸同士が自然に馴染んで、味があるふさ飾りのようなフリンジ状になり、ほつれは止まります。

手ぬぐいのメリット

恐竜の骨と2人の女の子のイラストがプリントされたベージュ色生地の手ぬぐいのイメージ画像

続いては、手ぬぐいのメリットとされている5つの特徴をご紹介しようと思います。

乾きやすい

手ぬぐいの生地は全体的に薄いこともあり、乾きやすいのが特徴です。タオルほど吸水性はありませんが、手ぬぐいは生地の端が切りっぱなしになっているため、水分が抜けやすくなっています。

また、手ぬぐいは通常、綿などの天然素材で作られています。これらの素材は空気を通しやすいため、水分が蒸発しやすく乾きやすいという特性があります。

環境に優しい

手ぬぐいは洗って何度でも使うことができるため、使い捨てのペーパータオルやティッシュと比べてもとてもエコで、地球環境に優しい道具だと言えます。

しかも、手ぬぐいの生地は、使うたびに摩擦にさらされ、これにより生地の繊維が徐々に緩んできて、柔らかさが増します。また、お洗濯をすることでも、水と洗剤が繊維の間に入り込み、ほぐすことで生地はより一層柔らかくなります。

軽量でコンパクト

手ぬぐいは薄くてかさばらず、とても軽量で、バッグやポケットに入れて持ち運べるのでとても便利です。

ハンカチやタオルの代用品としても活躍します。

デザインが美しい

日本ならではの伝統的な和柄や、色使いが施された手ぬぐいは、見た目もとても美しいので、目でも楽しむこともできます。

多機能

ハンカチやタオルの代用品としてはもちろん、ランチボックスの包み、ヘアアレンジ用のアクセサリー、バッグの装飾など、様々な用途に使うことができます。

多機能な手ぬぐいの使用方法

樹木のイラストと名前がフルカラーでプリントされた、白生地の手ぬぐいのイメージ画像

手ぬぐいは様々なアイテムの代用品として活用できるとても便利な道具です。

そんな手ぬぐいの多岐にわたる活用方法をご紹介したいと思います。よろしければ参考にして、暮らしのなかで実際に取り入れてみてもらえればと思います。

お手拭きとして

手ぬぐい(手拭い)という名前の通り、なにかを拭いたり拭うという用途は基本的な活用方法です。

ご自宅では来客用のお絞りや、キッチン・洗面所に設置すればハンドタオルの代用品にもなります。

外出先ではハンカチ代わりにとしても重宝します。

キッチンクロスとして

キッチンやダイニングで、食器や食材を洗った後に水分を拭き取るキッチンクロスの代用品として活用できます。

吸収性・速乾性に優れているので、衛生的で清潔に使用できます。

バスタオル

バスタオルの代用としても手ぬぐいは活用できます。

手ぬぐいは柔らかい生地で肌触りも良く、お肌への刺激も少ないので、お肌がデリケートな方でも快適に使用できます。

吸水性はタオルより劣りますが、乾きが早いので水分をしっかり絞り取ればすぐに乾き繰り返し何度も使えます。

複数枚の手ぬぐいをあらかじめ用意しておけば、バスタオルの代用品としてより効率よく使えます。

包装

職場や学校に持っていくお弁当箱を包んだり、瓶やグラスを移動する際に割れないように梱包したり、プレゼントやギフトのラッピングに使用したりと、様々なモノを包装することができます。

バンダナ・ターバン・ストール

お気に入りのデザインの手ぬぐいはファッションアイテムとしても活躍します。

頭全体を覆えばヘアバンダナに、細く折って頭に巻けばターバンとして、ヘアアレンジ用のアクセサリーとしても使えます。

他にも肌寒いときなどは肩や首に掛けれてストールの代用品として使用するなど、アレンジ次第で様々な用途で使えます。

目隠し

お部屋にあるカゴの中に詰め込んだ洗濯物や、ごちゃついた棚の荷物など、生活感が丸見えで隠したい場所におしゃれな柄の手ぬぐいをサッと掛けて目隠しに使えば、雑然としたお部屋の雰囲気もスッキリとスタイリッシュに変わります。

ランチョンマット

手ぬぐいは、食卓のテーブルセンターやランチョンマットなど、テーブルコーディネートのアレンジにも使えます。

季節や気分に合わせたデザインの手ぬぐいを選んで卓上をアレンジすれば、食卓の雰囲気が華やかになるだけでなく、テーブルと食器の接触を軽減することで、双方を傷や汚れから守ります。

ナプキン

外食の際に、ナプキンの代用としてバッグに忍ばせた手ぬぐいをサッと取り出して膝の上に敷けば、食べものによる服の汚れを防げます。

タペストリー

掛け軸用・楽屋掛け軸用などの棒や、ご自宅のハンガーやクリップを使って、手ぬぐい丸々1枚をそのまま飾れば、お部屋を彩るタペストリーとしても活用できます。

季節や気分に合わせて、柄が異なるおしゃれな手ぬぐいをピックアップして飾れば、お部屋の印象もがらりと変わります。

包帯

生地が丈夫な手ぬぐいは、怪我をしたときや病気をしたときには、三角巾や包帯代わりとしても重宝します。

上記の理由から、怪我が多い職人さんたちからも昔から絶大な支持を集めています。

登山・アウトドア

軽くてかさばらない手ぬぐいは、登山やアウトドアの愛好家にも人気です。

濡れてもすぐに乾き、様々な用途で使える手ぬぐいは今や登山・アウトドアには欠かせないマストアイテムといっても過言ではありません。

履き物の補強

履き物lに思いがけないアクシデントが発生してしまった場合でも手ぬぐいは心強い味方となってくれます。

例えば、お店や人が少ない場所で、靴のソールが突然はがれてしまっても、裂いた手ぬぐいを一つにつなげて、底の部分は広げてフラットに、甲やかかとは捻って強度を出すという具合に、部分ごとに幅を調整して縛れば、足裏の感覚を妨げず痛みも少なく応急処置ができます。水分を吸収ても比較的滑りにくく、強度が落ちたりはがれたりするリスクも少ない点も強みです。

ホコリ除け(カバー)

ノートPC・食器・小物類などにサッとかければホコリ除けカバーとしても手軽に使えます。

まとめ

畑がある里山のイラストがカラーでプリントされた白生地の手ぬぐいのイメージ画像

手ぬぐいに馴染みがない方もある方も、日本独自の文化の中で育まれてきた道具の特徴を掴んでいただけたでしょうか。

手ぬぐいは先人たちのアイディアがたっぷりと詰まった、シンプルながらとても優れた道具です。

このページを訪れた、一人でも多くの方が手ぬぐいの魅力に気づき、便利な道具として利用してもらえればと思います。